麻と麻炭の魅力について
麻とは?
麻についてご存じでしょうか?日本ではまだ麻について良く知られていない部分もあります。今日は、そんな麻についてわかりやすく解説していきます。
古来から強い力を持つと親しまれてきた麻。日本では、希少な国産麻である野州麻を種から育ている農家が栃木県にあります。
生麻は一年草の植物で成長が早く、生命力が強いため栽培に農薬を必要としません。土壌や環境を汚さない麻のサスティナブル性は世界でも広く認知され、食用、繊維や衣料、産業資材としてもこれからの時代に選びたい素材です。
麻は成長が非常に早く、大きく根を張ります。そのことから、「成長」「発展」「子孫繁栄」「商売繁盛」などの縁起物として広く知られています。
麻の歴史
麻の歴史はとても古いです。紀元前10000年にエジプトではすでに麻は栽培されていて麻布がつくられていました。紀元前2000年にはエジプト王の墓に麻栽培についての壁画もあってエジプトのミイラは麻布で包まれていることも確認されています。日本では飛鳥・奈良時代に特にラミーが衣料として愛用していたということが日本書記等に記されています。
麻の種類
麻にはいくつかの種類が存在します。ラミー(苧麻)、リネン(亜麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)などに区別されます。麻の種類は20種類以上あります。
麻はサスティナブルな素材です
麻は環境にも優しい素材です。麻の原料になる植物は強く、少量の水で生育し農薬や化成肥料をほとんど必要としていません。天然の抗菌性があり、繊維自体に細菌の発育や増殖を阻止する性質が備わっています。そのため、カビや雑菌の繁殖も抑えてくれます。防汚性もあって麻の繊維に含まれているペクチンには汚れをしみにくくする性質があります。汚れても汚れは落ちやすいといわれているのです。
麻は肥料がいらない
除草剤も必要なしで成長が早く100日で3mにまで成長する麻。土壌改良にも活躍していて日本では昔痩せた土地の改良に麻を植えていました。麻からできた炭は体内のデトックスにも大きく効果をもたらしています。
ナチュラル製法
麻炭は種付けから炭化まで化学処理を一切必要としないので安全に体に取り入れることができます。
麻を炭にして作るのが麻炭、麻炭パウダーです
麻炭を体験した人の声とは
・お風呂に入れると湯上りも体がずっと温かい
・元気がなかった植物に麻炭水をあげてみたら花が咲いた
・体調がよくないときに麻炭を飲んだらよくなった
・鼻がつまったときによくきいた
・喉の不快感も解消した
・腸内環境がよくなった
麻炭パウダーは飲むことでどうなる?
麻炭パウダーは身体の中に取り入れると免疫力の妨げとなる老廃物や食品添加物、人体で吸収・分解ができない化学物質を吸着し、排出するという働きがあると言われています。
麻炭パウダーの使い方
①食品などに利用
無味無臭な麻炭パウダーは無味無臭です。料理や飲み物に入れることもできるのです。米に混ぜて炊くこともできて黒いごはんになります。カレーやドレッシングに混ぜてもよいのです。パンやお菓子などの生地に入れても楽しむことができます。
②麻炭の食品
麻炭ベーグルは北海小麦100%にこだわり豊富な種類のナッツやドライフルーツを贅沢に使用しています。ほかにもカレーなどに使われています。
麻炭アレンジレシピ。自分でも作れる!
麻炭を使ったレシピは色が黒くなることがありますがレシピもたくさんあります。麻炭を使ったレシピにはパンを作る人も多くいます。黒いパンになりますが具材の色が映えることで人気があります。
ほかにもチョコレートケーキに混ぜてみたり、麻炭寒天にしてみたりなど楽しみ方が多いです。
ごはんに混ぜることで腸をきれいにする解毒効果があることで人気があります。その作り方はとても簡単です。
まず、お米2号を洗います。そして水を切ってから小さじ1の麻炭を入れて混ぜます。混ぜたら水を入れて炊飯器で炊き上げます。
注意点としては水を入れてから麻炭を入れると炭がうき、まざりにくくなります。なので、水を入れる前に麻炭をまぜるようにします。
炊飯器で炊く場合は水蒸気を逃す部分を定期的にお手入れをしておきます。炭は粒子が細かいため、手入れをしないと塞いでしまうこともあるのです。麻炭は腸の掃除になります。麻炭は解毒することに優れているのでおすすめです。
まとめ
麻炭について解説いたしました。麻炭は健康にもよいといわれていますので食品に取り入れていくのがおすすめです。