沈香は幻のお香
沈香は、「沈丁花(ジンチョウゲ)科アキラリア属」に属する木がもとの木です。
木に何らかの外的要因により傷が生じると、傷を修復するために樹液が分泌され、やがて樹脂に変化します。
その樹脂の成分が長い時間をかけて変質し、特有の香りを放つようになったものが沈香。
人工的に生み出すことが難しい香りとも言われていることからも、沈香はお香の原料の中でも特に貴重な原料の1つです。

使用している沈香(じんこう)は、タイ原産の三種類の沈香をブレンドしています。
ぜひ天然ならではの沈香の香りをお楽しみください。
沈香のおすすめの使い方
鎮静効果が高いと言われているため、落ち着きたい時、
リラクゼーションタイムにおすすめです。もちろん仏事にも良いです。
植木鉢の土などに差してお使いいただく事もできます。
天然のお香ならではの特徴
天然の香木を使用しており、毎回型に流して手作業で作ります。
そのため、製造するタイミングや原材料によっては、燃焼時間や形が微妙に変化する可能性があります。
人工的に作られたお香の場合は、燃焼時間や形にばらつきがでにくいのですが、本シリーズのお香は
天然ならではの特徴となります。
空間やパワーストーンなどの浄化にも

燃焼時間について、プレミアム白檀とプレミアム沈香は約20分、白檀と漢方は約30分との事です。
原料や灰に入れる深さによっても変わるので、大体の目安となります。
お線香の歴史
仏教伝来とともに、現在でも線香の原料として使用されている「沈香」「白檀」「丁字」「麝香」などの香木、香料が日本に伝わり、 平安時代にはそれらの香木を調合して『薫物』(たきもの)として確立されました。
当時の宮中では
・衣服につける「衣香」(えこう)
・室内香として使う「空薫物」(そらだきもの)
・仏事に使う「名香」(みょうごう)の三つの薫物に分かれていました。
四季それぞれにイメージされた香を使い分け、さらに各個人の香り、各家秘伝の香りを当時の宮中の貴人は持っていたようです。
製造者 香仙堂
昭和4年創業、所在地は大阪府。
「伝統の香りを守りつつ、現在の住まいにあった香りの創造」をテーマに、 日本で初めてのラベンダーのお線香を発売し、話題となりました。
新しい香りのお線香を研究開発し、平成12年より、「本当の安らぎや癒しは人と人との和の中に、 そして生活の中では自然と調和した和の空間の中にある」と考え、古くから伝わる天然の香木や香草を用いたお線香の良さを見直し、製造しています。
特に、化学物質を除いた人にも空間にも優しい天然空間シリーズは、 都内の自然食品や百貨店などで販売され、病気の方でも使える線香として親しまれています。
究極のリラックスへ 「天然空間」シリーズ

インド、マイソール産の白檀の心材を中心に、丁字、桂皮、甘松、霍香、…5つの香りとやすらぎの香煙は、心を鎮めます。
「天然空間」シリーズは、厳選された良質の天然香木と天然香料のみで練り上げたお線香です。 化学香料、着色料、防腐剤は一切使用しておりません。リラクゼーションのひとときに、安心してお役立て下さい。
天然原料のため、産地の気候、土壌の状態で香木に多少の成分変化がございます。また、 防腐剤を使用していないため、湿度の多い場所では長期間の保存でカビが発生する場合がございます。 開封後はなるべく早めにご使用下さい。

4種のお香を比較してみました
4種のお香を比較してみました
通常の10倍の白檀を配合。白檀の心材のみで作り、白檀の香りそのものが楽しめる。安らぎのお香。
白檀に比べ、より深みがあり、鎮静作用が高い。癒しのお香。
特に希少な原料で製造している。幽玄な香りが、深く楽しめる、幻のお香。
パッケージは自然に優しい再生紙を使用しております。
防腐剤を一切使用していないため、湿度の高い所に長期間保存しますと、カビが発生することもございますのでご注意ください