コロナ時代の菌との付き合い方

「心の片づけ方」を知ると、”ぐん!”と生きやすくなるコツ

働くママの「システム感情片づけ術」著者、小笠原 和葉さんが、心の片づけを知ると、
”ぐんっ” と生きやすくなる秘訣をシェアしてくださいました。

心理学・生物学・化学を融合したオリジナルの理論で「あなたというシシステム」を解き明かします。

ボディーワーカーの視点から見た疲れにくくなるコツは?

和葉さん:
ボディーワーカーという、身体に働きかけることを通して心も含めたその人全体を整える仕事をしています。

個人セッションの他に、心と身を整えるオリジナルのメソッドをお伝えしたり、健康経営の観点でコンサルティングなどもしています。

美帆:
お客様アンケートでもよく書かれているのですが、「疲れている」と言われる方が多いです。
ボディーワーカーとして、独自のスタイルで心と身体に関わるお仕事としてされている和葉さんに、ぜひお聞きしたいのですが、「疲れにくくなるコツはありますか?」

疲れている人はエネルギーが下がっている、
エネルギーが減少する理由にも2種類ある。

和葉さん:
疲れも、肉体的なものと精神的なものがあります。肉体的なものは寝たり、食べたり、休むことで回復できますが、精神的なほうはそうはいきません。精神的な疲れも、大きく分けると2種類の原因があります。 誰にでもパワーの源になるリソース(資源)があるのですが、疲れている人は、そのリソースが少なくなって、エネルギーレベルが下がっています。

入ってくるエネルギーが少ないか、エネルギーがだだ漏れているか。
漏れ出る原因は個人によって原因が異なります。
ここでは入ってくるエネルギーがなぜ少なくなるのかについて考えてみたいと思います。
特に育児をしていると、私達の根源的なニーズである、「自分のタイミングでものごとを完了させる」、ということが叶わない。
例えばお風呂に入るのも、食事をするのも自分のタイミングではできなくなる。お茶一杯でさえ、自分のタイミングで飲み切ることが出来ない。

その細かい未完了の蓄積がストレスや無力感や疲れに繋がるのです。

美帆:
なるほど。本当にそうですね。私も4人の育児を12年間してきましたが、本当に自分のやりたいことを、やりたいタイミングでできない辛さは実感しています。
特に乳幼児期は睡眠や、食事やトイレなど、人間の基本的な欲求さえ満たすことができない辛さがありました。時々、いつまでこんな生活が続くのかと途方にくれたことも多々あります。

和葉さん:
そうなんですよね・・・。乳幼児期の育児のストレスは相当ですね。

ストレスを軽減するにためには、まず、原因を知ること。
そして自分のための時間を持つこと。

和葉さん:
まずは自分のタイミングで自分の欲求を達成できないことがストレスや疲れの原因になることを認識することですよね。そして自分しくいられる時間をまず、少しでもいいから確保すること。

これは心理学の用語では「”SELF”のエネルギー」と言うのですが、自分自身を満たし、喜ばせることをひとつでも探してそれを自分にさせてあげる。

例えば、ただお茶を飲むのではなくて、自分の淹れたいタイミングで本当に好きな飲み物をこだわって飲んだり、ほんとうに好きな香りの化粧水を楽しんだり・・・。
それも何となくつけるのではなく、自分を満たしてあげるという意図でその香りを思いっきり味わってそのしあわせ感をエンジョイしながらつける。
好きなものを自分のタイミングで使うことは、自分を喜ばせることになります。そういう小さなことでも、私達は満たされますよね。

美帆:
なるほど・・・。私はお風呂が大好きなんです。
今でも子どもが大きくなったとはいえ、なかなか自分のタイミングでお風呂に入るのが難しいときがあるんですね。そういう時は足湯をします。
ピンクの可愛い足湯バケツに、大好きな香りのバスソルト、ドライフラワーを散らして入るのです。

和葉さん:
香りや美味しいものはまず思いつきやすいし、いつでも自分を満たしてくれるものですよね。その他にも、好きな肌触りの服を着るとか、家族が食べたいものじゃなく、自分が本当に食べたいものを作るとか、10分でもキャンドルを灯して音楽を聴く時間を作るとか、生活の中でも自分をしあわせにしてあげられることは見つかると思います。

私は育児中、夜更かししてもブログを思いっきり書いたら翌日肌がつるつるだったことがあります(笑)。

美帆:
自分を満たすって、実は日々の生活の中のほんの小さなことからできるんですよね!
そしてそれが、ストレスや疲れの軽減になるなら素敵ですね!

和葉さん、今日は素敵なお話を聞かせていただいてありがとうございました!


予約の取れないボディーワーカー 小笠原和葉さんに聞きました。

小笠原さんおすすめ 

『美人ショーツ』は履いた瞬間、鼠径部の血流が阻害されないのをすごく感じます。

逆に、普段も締め付けのない心地いいものを履いているつもりなのですが、それでもいつもはパンツを履くと鼠径部が締め付けられていたのだなあと分かるというか。

何しろ足先までふわっと流れが通るのがわかってすごいなあと思いました。
特に疲れた夜などに履いて寝るのにいいですね。

Body Sanctuary(ボディ・サンクチュアリ)代表
ボディー・ワーカー 意識・感情システム研究家

小笠原 和葉 (おがさわら かずは)

ボディーワーカー 一般社団法人 OurDynamics 代表理事 東北大学医学部大学院研究生

東海大学大学院 理学研究科 宇宙物理学専攻課程修了後、システムエンジニアとして国内大手ITベンダーに就職。 その後、自身の健康への問題意識をきっかけに、フィジカルとメンタルとの関係性に着目、研究を始める。 自身でもボディワーカーとして活動する一方、意識やカラダを含んだその人の全体性を、ひとつのシステムとして捉え解決するメソッドを構築し、「プレゼンス・ブレイクスルー・メソッドR(PBM)」の体系を完成。のべ約2000人が受講。

近年は健康系コンサルティング企業における顧問や、研修会社社内勉強会への登壇、企業研修ファシリテーション等、個人や組織のあり方や可能性を模索する組織開発分野での活動も多い。 代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信やコラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。

著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューターBr>Somatic Experiencing®認定プラクティショナー  宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

小笠原和葉 公式サイト
https://bodysanctuary.jp/