ハマナスの花水の効能
こんにちは。ハッピーナチュラルです。
毎日、肌に触れるものや暮らしの中で使うもの、どんなふうに選んでいますか？
「肌にやさしいものを使いたい」「自然由来のものに惹かれる」そんな思いから、オーガニックや植物性のコスメを手に取る方も増えていますよね。
そんな中、いま注目されているのが「ハマナスの花水」。
あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、実は日本の自然が育てた、美と癒しのエッセンスなんです。
今回はこのハマナスの花水についてわかりやすくご紹介し、
その魅力をたっぷりお届けします。
ハマナスってどんな植物？
ハマナスは、初夏にふんわりと香るピンク色の花を咲かせる、日本原産の野生バラです。
ハマナスは、漢字で書くと「浜茄子」。名前に「ナス」とありますが、ナスの仲間ではありません。
バラ科の落葉低木で、「野生のバラ」とも言われています。
特に北海道の海岸線や東北地方の砂地でよく見られ、美しいピンク色の花を咲かせます。
学名は Rosa rugosa（ロサ・ルゴサ）。英語では「Japanese Rose」とも呼ばれていて、海外でもその美しさと力強さが注目されています。
ハマナスは、潮風や寒さにも負けずにたくましく育つ植物。この環境で育ったからこそ、花や実、葉には自然の恵みがぎゅっと詰まっているのです。
ハマナスの「花水」って？どうやって作るの？
「ハマナスの花水」とは、ハマナスの花から蒸留して抽出されるフローラルウォーターのことです。
簡単に言うと、精油（エッセンシャルオイル）を作るときに一緒に得られる「芳香蒸留水」です。
水蒸気蒸留という方法で、花びらを蒸して香り成分や有効成分を水にうつします。
精油よりもやさしい香りで、アルコールや添加物を含まないものが多く、植物本来の力をそのまま楽しめるのが特徴です。
特に、農薬を使わず大切に育てられたハマナスから作られる花水は、香りの清らかさや純度の高さが際立ちます。
どんな成分が入っているの？
ハマナスの花水には、自然由来の美容成分がたっぷり含まれています。
代表的な成分は：
-
ポリフェノール（抗酸化成分）
→ 肌の老化を防ぎ、ハリや透明感をサポート -
ビタミンC
→ 紫外線ダメージから肌を守る -
フラボノイド類
→ 肌の炎症を抑える -
抗糖化作用を持つ成分
→くすみやシワの原因となるAGEsの生成を抑制。
こうした成分が自然のまま水に溶け込んでいるのが、花水の魅力です。
ハマナス花水の美容効果とは？
ハマナスの花水には、以下のようなうれしい美容効果が期待されています。
✔潤いとハリのある肌へ
ハマナス花エキスに豊富に含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。 スキンケアに取り入れることで、しっとりとうるおいを保ちながら、若々しいハリのある肌へと導いてくれます。
✔くすみのケアに
加齢などによる”糖化”は、肌をくすませる原因のひとつ。ハマナス花エキスには、糖化によって生じるAGEs（終末糖化産物）を抑制する作用があります。 そのため、肌の明るさを保ちたい方や、くすみが気になる方にぴったりです。
✔シワの予防・改善にも
AGEsは肌の弾力を保つ線維芽細胞にダメージを与える原因でもあります。 ハマナス花エキスは、この細胞死を防ぐ働きがあることがわかっており、シワの予防や改善といったアンチエイジング効果も期待されています。
✔ 肌荒れを防ぐ
ハマナス花エキスに含まれるビタミンCやポリフェノールには抗酸化作用があり、紫外線やストレスによって発生するフリーラジカルから肌を守ります。 そのため、乾燥や肌荒れが気になる方にもやさしく働きかけ、肌を健やかに保ってくれます。
✔美白を目指したい方に
ハマナス花エキスのビタミンCには、美白効果もあることが知られています。 メラニンの生成を抑えることで、シミやそばかすを防ぎ、透明感のある肌を目指すことができます。
✔シミ対策にも
ハマナス花エキスに含まれるビタミンCやポリフェノールには抗酸化作用があり、紫外線やストレスによって発生するフリーラジカルから肌を守ります。 そのため、乾燥や肌荒れが気になる方にもやさしく働きかけ、肌を健やかに保ってくれます。
海辺に咲く小さなバラ——ハマナス。
その花から生まれる花水は、単なる「自然由来成分」ではなく、美容と肌の健康を支える力強い存在です。 日々のスキンケアに取り入れることで、肌本来の美しさを引き出してくれるでしょう。
