水素の効能 水素はこんなにすごい!(1)
こんにちは。ハッピーナチュラルです。
日々の生活をより元気に、美しく過ごすために欠かせない「水素」。
本日は、このちょっと不思議でとてもパワフルな成分について、わかりやすくご紹介します。
水素ってなに?
みなさん、「水素」と聞くと、どんなイメージがありますか?
空気のように目に見えないもの、あるいは理科の授業で聞いたことがあるような…そんな存在かもしれません。
でも実は、水素は私たちの健康と深く関わっている、大切な成分なんです。
水素は、地球上で最も軽くて小さな元素です。無色・無臭で、宇宙にもたくさん存在しています。
そして実は、人の体の原子数で見ると約60%は水素でできているほど、身近で大切な成分です。
水や炭化水素などの化合物として存在し、「水」と「油」の両方に溶けるほど高い浸透力を持っています。
この浸透力によって、体の隅々まで行き渡り、細胞レベルで作用することが期待されています。
水素の最大のチカラ ─ 悪玉活性酸素を消す
水素の一番の特徴は「還元作用」、つまり抗酸化作用がとても強いことです。
この作用は、体内で発生する活性酸素のうち、特に有害とされる「ヒドロキシルラジカル」などの悪玉活性酸素を選んで無害な水に変えてくれるという点にあります。
この還元力は、なんと以下のように非常に強力です:
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ビタミンCの約176倍
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ビタミンEの約431倍
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コエンザイムQ10の約863倍
つまり水素は、他のどんな抗酸化物質よりも強くて安全な成分なのです。
細胞の酸化を防ぐことで、老化の遅れ、美容、がん予防、健康維持に大きく貢献してくれます。
現代病の90%は悪玉活性酸素が原因?
紫外線、放射線、食品添加物、ストレス、疲労など、私たちの体は日々さまざまな要因から活性酸素をつくり出しています。
医学の世界では、現代病の90%の原因はこの「悪玉活性酸素」だと言われているんです。
悪玉活性酸素は、体内にとって有害であり、積極的に除去することが望まれます。
特に腸内の悪玉菌が増えると、悪玉活性酸素が多く発生し、腸の酸化だけでなく、全身にまわって細胞や血管を傷つけることが知られています。
その結果、肌のトラブル、生活習慣病、さらにはがんのリスクまで上がってしまうのです。
腸まで届いて「腸活」にも
私たちは毎日の生活の中で、紫外線や食品添加物、ストレスなどの影響を受け、体内に活性酸素をつくり出しています。
とくに腸の中では、悪玉菌が増えることで悪玉活性酸素が大量に発生し、大腸の病気や肌トラブル、疲れの原因になることがあります。
水素は腸までしっかり届き、この悪玉活性酸素をやさしく消してくれるため、腸内環境を整える「腸活」にもぴったりです。
さらに、小腸で吸収された水素は肝臓に届き、アルコールや疲労物質などの分解を助けてくれるため、からだ全体にも良い影響があります。
また、腸の酸化を抑えることは、脳の健康にもつながります。
筑波大学の研究では、腸の酸化ストレスが減るとストレスホルモンが抑えられ、うつ病の指標となるマーカーが改善したという結果も報告されています。
近年では、食の欧米化により日本人の腸内で悪玉菌が増えやすくなっており、善玉菌を増やす「腸活」が注目されています。
そうした中で、水素を継続的に腸内に届けることも、新しい腸活の習慣として提案されています。
エネルギーの源にもなる
私たちの体には、約60兆個もの細胞があり、それぞれの中に「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギーをつくる工場のような場所があります。
水素は、このミトコンドリア内で電子を酸素に送り、エネルギー(ATP)をつくる大切な働きをしています。
年齢とともにミトコンドリアの機能は低下しますが、水素を取り入れることでその働きをサポートし、若々しいエネルギーを維持することができるのです。
また、水素には運動後にたまりやすい乳酸や、筋肉の疲労物質(クレアチンキナーゼ)を抑える作用も報告されています。
そのため、アスリートや日常的に運動をする人たちの間でも、水素はコンディショニングやリカバリー目的で取り入れられています。
水素は、ただのガスではありません。
私たちの体にとって必要な、大切な味方なのです。
老化や病気を防ぎたい人、腸から元気になりたい人、運動のパフォーマンスを上げたい人──
そんなすべての人に、水素はやさしく力を貸してくれる存在なのです。