2025-05-27健康情報・ヘルシーライフ
焼き米の作り方
「焼き米(やきごめ・やっこめ)」
は、日本に古くから伝わる伝統的な保存食。
今回は、その焼き米の作り方をじっくりご紹介します!
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①稲穂が八分ほど実り、まだ青みが残っている頃に刈り取り、脱穀します。
②桶に入れて、流水に三日三晩つけておきます。
③ざるに上げて水気を切り、大釜で少しずつ炒ります。
④パチパチと籾が弾ける音がしてきたら、手でもんでみます。
もみ殻がむけるようになっていれば炒り終わりの合図!
⑤麻袋に入れて冷まし、水分を飛ばします。
⑥十分に乾かした籾を精米し、再び炒ります。
炒りすぎると米が乾燥しすぎて押し機にかけた時に粉々に
なるので、色を見ながら火からおろすタイミングが重要!
⑦押し機にかけて平らにします。
⑧しっかり乾燥させて保存します。
成瀬水車では、籾のときと精米後の2回に分けて炒るため、
香ばしく、そのままでも美味しい焼き米ができあがります!
こうして手間ひまかけて丁寧につくられる焼き米は、香ばしく、噛むほどにお米本来のやさしい甘みが広がる、昔ながらの知恵が詰まった一品です。
そのまま食べても美味しく、お湯やお茶を注げばおかゆや軽食にもなる万能な保存食。
ぜひ一度、心と体がほっとするような、素朴でやさしい味わいをお楽しみください。
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