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2023-04-25健康情報・ヘルシーライフ

米ぬか洗顔はなぜ泡立つのか? なぜ汚れが落ちるのか?

多くの方が、石鹸や合成界面活性剤が入ってないのに、米ぬかで汚れがなぜ落ちるのか?泡がなぜ

立つのか、不思議に思われます

 

 

 

しかしながら、米ぬかが汚れを落とし、また泡立つことは古くから知られ研究もされております。

 

例えば、米のとぎ汁は古来より洗浄剤として用いられてきました

ただ、実際の洗浄力のレベルや、その洗浄メカニズムについては

明らかにされていないため、そこを解明するために研究をされ、その結果は

インターネット上に公開されています。

こちらをご覧ください

 

米のとぎ汁の洗浄力要因の推定と関連消費者情報の分析

*神戸松蔭女子学院大学 **横浜国立大学

 

こちらの研究によると、米のとぎ汁にはかなりの界面活性作用が認められ

水よりは明らかに優位な油汚れに対する洗浄性が認められたそうです。

 

そして、米のとぎ汁は古くから洗浄に利用されている例として

・中国の周の時代には“藩(シロミズ)”として洗顔に用いられていた

・日本の奈良・平安時代には洗濯に用いられていた1–3).

・また現在でも自然派志向の一般消費者の間で,“ナチュラルクリーニング”の素材の一つとして利用されている

 

 

米のとぎ汁の洗浄要因に関する学術的記述としては日本化学会誌の質問ページ4)に天然の界面活

性剤や吸着性コロイド物質としてのデンプンの寄与が説明されているほか、

米のとぎ汁に含まれるデンプン顆粒が油への乳化性を有し,その安定性は顆粒の大きさや温

度に依存することを明らかにしている

 

イネ科植物にいは米ぬかにサポニンが含まれることを報告しており

サポニンを油分除去の助剤として添加すると生物処理による油分の乳化を高める効果が期待できることを明らかにしており

 

米のとぎ汁中に含まれるサポニンが洗浄要因として関与する可能性もある

 

 

また、サポニンは泡だつこともよく知られています。

 

 

このように、米ぬかは、もともと洗浄力があることはご理解いただけるかと思います

 

ではなぜ、泡立つのでしょうか?

 

これは、ビールがなぜ泡立つのか?その秘密にも似ています

 

実は詳細にはなぜビールが泡立つのかは解明されてないそうです

そちらに関してはこの文献をお読みください

 

ビールの泡の秘密

ーサントリー研究所

 

“泡 はなぜ立つ のであろ うか”と い う問 い に対 して、”決 定的な ことは何一つわか っていない”と い うの が 正解 であ るらしい.ビ ールの場合,泡 立 ちに 明 らか に関係があるのは,当 然の ことなが らガス圧(炭 酸 ガス含量)であ る.さ きに述べた通常の ビールの炭酸 ガス含量 は,適 度な泡立ちを起 こさせ るとともに,飲 む ときのガスの刺激 の強 さとい う点で も好適 な範囲 である

 

人気のビールでさえ、はっきりと泡立つ謎が解明できないのが現代の科学です

 

もう一つ、気になるのが、ビールの泡立ちは、発酵に使用させる菌によって変化することです

Cheers! Clink glasses. Close-up shots of hands holding beer glasses and beer bubbles.

 

下記のように書かれています

発酵に使用す る酵母の適否に よって,ビ ールの泡 が良くな った り,悪 くな った りす ることは以前か らよ く知 られてい るが,泡 の付着性に対す る菌株間 の差 は予想以上に大 きい.同 じ麦汁を用いて,同 一条件で発酵 させ た筆者 らの実験では,最 高の付着性を示すも のと,最 低 のもの とではSHV値 に5倍 以上の差が認め られた.ま た,同一菌株か ら単細胞分離に よって得 られた100株 について同様の比較 を した ところ,そ れ らの間に もSHV値 に著 しい差があ り,最 高 と最低 では約2倍 の差を示 した.」

 

つまり菌が泡に対してなんらかの作用をするということまではわかっています

 

米ぬか酵素洗顔は、有機微生物が効率よく培養され、特殊な方法で活性化されています

そのため、汚れがより落ち、泡立ちも良くなるとは考えられないでしょうか?

 

 

 

まだまだ未知の部分がありますが

 

米ぬか洗剤がなぜ汚れを落とすのか

泡立つのかについて上記のような文献が参考になるかと思います

 

米ぬか洗剤の泡立つことについて言及してる参考資料としては下記の研究があります

 

植物性洗浄剤としての米糠の洗浄性

ー東京家政学院大学

 

こちらの研究では、

4 . 4 起泡力において、下記のように記載しています

 

米糠液の起泡力および安定性について RossMiles試験装置を用いて測定した結果を表2に示す。起泡力は 1%米糠液で10mm,5%米糠液で50mm程度,5分後の安定性は60 ~ 80%となった。米糠液は,起泡力は小さいが泡安定度は大きいといえる。米糠のどの成分が起泡力に影響を与えたのかは分析できていないが,泡立ち現象に寄与する基礎的要因の一つに表面粘性が挙げられ,泡の寿命と表面粘性とは最も相関関係が大きいことが明らかになっている 14)。この表面粘性により吸着分子層を液体界面に形成し泡を安定化したのではないかと考えられる。

 

 

つまり、米ぬか洗浄液が、泡立つことは研究結果にも示されており不思議なことではないという

結論になっています。

 

 

 

米ぬか酵素洗剤の泡立ちについてまた参考になる情報を発見次第

追記していきます

 

 

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米ぬか酵素洗剤の主原料の「米ぬかとふすま成分」の一部は溶けずに残りますが、

排水が河川を浄化することが、研究結果として報告されています。

実験は5ヶ月行われ、水も徐々に透明に近づき、水質改善、ヘドロの減少、水のph値も生態系も非常に安定しており、

環境の正常化に貢献する力が認められました。

 

この成果は平成13年の第9回世界湖沼会議で発表され、

この技術が世界中に広く知られることになりました。

 

池の水質浄化のための研究から生まれた、バイオ粉末洗剤は、

拭いたり流したりした後も微生物は活動し続け、排水管、下水、川も綺麗にします。

 

 

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