よく聞く乳酸菌って一体何？200種類以上ある中から、身近な乳酸菌の働きを大公開！

健康的な身体を維持するために、普段から乳酸菌をとるようにしている方も多いのではないでしょうか？古くから人間は乳酸菌の働きを利用して、さまざまな食品を作ってきました。

そのため、私たちの生活に馴染みのある乳酸菌ですが、実はどのようなものなのか理解していない方もいるようです。そこで今回は、乳酸菌について詳しく解説していきましょう。

 

乳酸菌とは一体何？

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乳酸菌と聞くと、特定の働きをする菌の名前と思う方もいるでしょう。しかし、実は糖を利用して乳酸を大量に作り出す微生物の総称のことを、乳酸菌と呼んでいます。

人間の腸の中にも存在していますし、ヨーグルトやチーズ、みそ、醤油など普段からよく使われている製品の中にも含まれています。

 

 

善玉菌の1つで体の中でよい働きをしている

人間の腸内の中には主に3種類の腸内細菌があり、よい働きをする「善玉菌」、悪い影響を与える「悪玉菌」、どちらでもない「日和見菌」が存在しています。この中で乳酸菌が該当するのが、善玉菌です。そのため、乳酸菌は体にいいと言われることが多いのです。

 

よく食べられている乳酸菌の種類

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先ほどもお伝えしたように、乳酸菌は乳酸をたくさん作り出す微生物すべてのことを指した言葉です。そのため、実は200種類存在していると言われています。では、私たちが普段から食べている乳酸菌の種類はどのようなものでしょうか？

 

腸内環境を整える「ブルガリア菌」

ブルガリア菌とは、主にブルガリアヨーグルトに含まれている乳酸菌のことです。腸内で他の乳酸菌や善玉菌のエサになるので、腸内をきれいにしてくれます。また、蠕動運動をよくする効果もあるので、便秘解消にも効果が高いです。

ただ、ブルガリア菌は腸内に住みつくことができないので、普段から食事でしっかりと摂っておく必要があるでしょう。

 

整腸効果のある「ビフィズス菌」

ビフィズス菌とは、通常の乳酸菌とは異なった種類で、人間や動物の腸内に存在する代表的な細菌と言われています。整腸作用が高く、腸の働きをよくする効果があります。元々腸内に存在していますが、生活習慣の乱れによって働きが悪くなることもあるので、食事からもとった方がよいでしょう。

 

悪玉菌の働きを抑制する「カゼイ菌」

カゼイ菌とは、主に乳酸菌飲料に含まれている乳酸菌です。元々人間の腸内にも存在しており、より長く滞在することで知られています。そんなカゼイ菌の効能は、善玉菌のサポートを行って、悪玉菌の働きを抑制することです。

腸内環境を整えてくれるので、下痢や便秘を防ぐことができると言われています。また、近年の研究では花粉症によって起こる鼻水やくしゃみにも効果があるとされています。

 

免疫機能を高める「シールド菌」

シールド菌とは、人間の体の中で外敵から守ってくれる働きをすることから、このような名前がつけられた乳酸菌です。主にお菓子やアイスに含まれています。シールド菌は小腸に存在しており、免疫細胞を活性化する働きをしています。

そのため、しっかりと摂っておくことによって、風邪などのウイルスの感染を予防したり、インフルエンザワクチンの効果を高めることができます。

 

 

まとめ

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いかがでしたか？日常生活の中で、乳酸菌という言葉を聞くことは多くあります。しかし、乳酸菌にはさまざまな種類があり、異なる働きをしているので、自分の体に合わせて必要な物を摂取することが重要です。

乳酸菌をしっかりと摂っておくと、腸内環境を整えて健康的な身体を維持することができるので、乳酸菌が含まれた食材を普段からとっておくようにしましょう。

 

 

 

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