オーガニックの基準は国によって異なる!世界で定められている「オーガニック認証」の種類とは
有機農産物やオーガニック野菜と言われている商品は、さまざまな厳しい基準をクリアした栽培方法で作られた野菜のことを指しています。日本ではJAS法といった法律で定められた「有機JAS認証」という制度が用意されていますが、世界では異なるさまざまな認証があるようです。
そこで今回は、世界で使われているオーガニック認証の種類についてご紹介していきます。
世界で使われているオーガニック認証の種類
世界各地によって異なるオーガニック認証の制度が用意されており、それぞれ異なる基準となっているようです。そこでここからは、世界で実際に採用されているオーガニック認証の種類について詳しく見ていきましょう。
USDAオーガニック認証
USDAオーガニック認証とは、アメリカ農務省が定めているオーガニック認証制度です。農作物だけではなく、畜産物やアルコール、タバコなども認証の対象となっています。
USDAオーガニック認証はオーガニック原料の割合によって、「100% Organic」「Organic」「Made with Organic」「Specific Organic Ingredient」の4つのカテゴリーが用意されています。
このことにより、その商品の製造工程が一目で分かる仕組みとなっています。その上、製品の栽培・加工・取扱いについて厳しい基準で審査されています。さらに化学肥料や成長ホルモンの使用、遺伝子組み換え原料の使用が厳しく禁止されている点が特徴です。
EUオーガニック認証
EUオーガニック認証とは、EUの政策執行機関である欧州委員会が制定している規制によって生産・加工されたものと証明する制度です。EUに加盟している国で栽培された野菜に「オーガニック」と表示して販売する時には必要となります。
このマークがついている商品は、オーガニック成分が95%以上含まれていることが条件とされています。
GOTS認証
GOTS認証とは、テキスタイル分野のオーガニックに関する世界基準のことです。「Global Organic Textile Standard」を略してGOTSと呼ばれていて、グローバルスタンダード非営利活動有限会社に承認された認証機関が制定を行っています。
この認証はコットン・ウール・麻・絹などの原料がオーガニックであることを保証するもので、認定を受けた商品の70%はオーガニックとなっています。
コスモス認証
コスモス認証とは、国際非営利組織である「COSMOS Standard AISBL」が認定している国際的な制度のことです。元々ヨーロッパで制定されていた基準を取りまとめたものをコスモス認証として利用しています。
コスモス認証では、生物の多様性や環境を尊重することが重視されており、遺伝子組み換えが行われている作物や動物実験の実施も禁止しています。細かい基準が定められていることから、信頼できる制度と考えられているようです。
まとめ
いかがでしたか?世界中のさまざまな機関が、農作物のオーガニック基準の制定を行っています。このような制度が用意されていることによって、環境によくて安全な製品を消費者が選びやすい環境が整えられているのです。
どの制度も基準は異なりますが、厳しい審査基準をクリアした製品のみが認証を受けることができる仕組みとなっています。自分が使っている商品がこのような認証を受けているかどうかをチェックしてみると、より安心して利用することができるようになるかもしれません。ぜひ興味を持って見てみてくださいね。
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