【近年話題沸騰】活性酸素・フリーロジカルとは？健康にはどのような効果があるの？
近年、健康的な生活をしている方の中で「活性酸素」や「フリーロジカル」という言葉が流行します。そのため、このような言葉を聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか？
しかし、活性酸素やフリーロジカルという言葉の意味やその役割について詳しく理解して使っている方はほとんどいないようです。そこで今回は、「活性酸素」「フリーロジカル」の意味とその効果について詳しく見ていきましょう。
活性酸素とは？
活性酸素とは、人間が呼吸によって取り込んだ酸素のうち、一部が活性してしまった状態のことを指します。割合的には、取り込んだ酸素の数％ほどが活性酸素にあると考えられています。
活性酸素は白血球によって作られるので、免疫機能を高めるのに必要な要素であり、これがあることによって身体の働きが正常に保たれています。
しかし、強い酸化作用があるため、活性酸素が身体の中で多くなりすぎてしまうと、老化や疲労などが引き起こされると言われています。つまり、活性酸素が多くなってしまうと、抗酸化防御機能がかなり下がってしまうと言えるでしょう。
フリーロジカルとは？
フリーロジカルとは、活性酸素の1種です。不対電子となっており、電子が1つしかない状態を指します。そのため、フリーロジカルが体内にあると周りの物質から電子を奪ってしまうので、細胞にダメージを与えてしまいます。
そのことによって、人間の身体が酸化して錆びさせてしまうと考えられています。フリーロジカルは活性酸素と同じように、呼吸をすることによって得られた酸素が変化するようです。
活性酸素・フリーロジカルが増える要因
ではここからは、体内に活性酸素やフリーロジカルが増えてしまう要因について見ていきましょう。
酸化が進みやすい食べ物を選んでいる
人間の身体を作っているのは、食事です。そのため、バランスの悪い食事をしていると、身体の中の活性酸素やフリーロジカルが増えて、酸化しやすい状態となってしまいます。特に酸化を進めてしまう食べ物は、油です。
例えば、マーガリンやショート二ングに豊富に含まれているトランス脂肪酸や揚げ物の油等は身体を酸化させやすいと言われています。そのため、普段から油を多く使った食べ物は避けておいた方がよいでしょう。
喫煙・飲酒
タバコやアルコールには、身体に有害な物質が含まれています。例えば、タバコの煙には大量のフリーロジカルが含まれていますし、アルコールを摂取すると肝臓が分解できなくなって活性酸素が発生すると考えられます。
そのようなことを習慣にしていると、身体の中で活性酸素やフリーロジカルが増えてしまうことが予想されます。そのため、普段から当たり前になっている方は、早めに改善しておいた方がよいでしょう。
ストレス
日常生活でストレスが溜まっていると、血管が収縮して血行障害が起きてしまいます。そのような状態になると、酸素の循環が滞ってしまい、活性酸素やフリーロジカルが増えやすい身体になってしまうのです。
不安や緊張状態が続いていると、体調不良につながることもあるので、自分の状態を整えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか？活性酸素やフリーロジカルは、身体を酸化させて老化や病気の原因となってしまうことが考えられます。そのため、普段の生活習慣によって自分の身体の状態を整えておくことが大切です。
活性酸素やフリーロジカルは呼吸をすることによって発生しますが、大量に起きなければ大きな害はありません。活性酸素やフリーロジカルを増やす習慣を行っているという方は、早めに改善するようにしましょう。
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