麦にはこんなに種類があった!「大麦」「燕麦」「小麦」の違いとは?
麦と一言で言っても、さまざまな種類があることをご存じでしたか?それぞれの麦によって栄養素も味わいも異なるので、自分の好みや必要な栄養素について理解して食べるといいでしょう。そこで今回は、麦の中でもよく食べられている「小麦」「大麦」「燕麦」の違いについてご紹介していきます。
小麦・大麦・燕麦の違い
小麦・大麦・燕麦はそれぞれ異なる種類の麦です。そこでここからは、小麦・大麦・燕麦の違いについて詳しく見ていきましょう。
小麦とは?
小麦とは、イネ科の植物で1mほどの高さに育ちます。細長い葉っぱと穂の花が特徴です。小麦は そのまま食べることができず、粉状にしなければ食べることができない植物です。そのため、昔は敬遠されていましたが、現在は機械で手軽に製粉することができるようになったため、穀物の王様と呼ばれるほど多くの食品に使われるようになりました。
原産国は西アジアで、主食として食べる地域もかなり多いと言われています。小麦の主成分は糖質で、それ以外にもタンパク質やカルシウム、鉄分、食物繊維などの豊富な栄養素を含んでいます。
大麦
大麦とは、イネ科の越年草です。小麦と同じような葉や花、穂を持っている点が特徴です。日本に小麦が入ってきたのは1800年ほど前で、中国から伝えられたと言われています。大麦は粒のまま食べることができるので、奈良時代には日本でも多く栽培されてきました。
しかし、製粉する技術が高くなり、小麦が主流になってから大麦はあまり食べられなくなりました。大麦の栄養素を見てみると、食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えるのに最適だと言われています。その上、最近は大麦にグルテンが含まれていないという点が注目されてきています。
燕麦
燕麦とは、イネ科の1年草です。日本では、元々家畜の肥料として栽培されていました。麦の種類の中ではタンパク質が豊富に含まれていることから、質のよい肥料と考えられていました。ただ、最近はその栄養価の高さが注目されて、人の食事としても活用されるようになりました。
小麦・大麦・燕麦の用途
小麦・大麦・燕麦は異なる食品に加工されて、私たちの食卓に並んでいます。そこでここからは、それぞれの食べ方についてご紹介していきます。
小麦:パンやお菓子
小麦の多くは、小麦粉に加工されます。小麦粉は薄力粉、中力粉、強力粉に分けられ、それぞれお菓子やパンを作る材料となります。普段から使う方や用途が最も多い麦だと言えるでしょう。
大麦:おにぎりや麦茶、酒類
大麦は、粒のまま食べることができるので、麦ご飯や麦茶の原料として使われることが主流となっています。最近はコンビニのおにぎりにも大麦が使われることが多くなってきています。また、焼酎やビールなどのお酒の原料にもなるようです。
燕麦:オートミールやお菓子作り
燕麦は、グルテンの量が少なく、食物繊維やミネラルが豊富に含まれているので、最近注目されている麦の一種です。グルテンの量が少ないことによってパンを作ることはできませんが、お菓子作りにはむいています。また、オートミールとして手軽に食べるという方法も人気になっています。
まとめ
いかがでしたか?小麦・大麦・燕麦はそれぞれ特徴や味わいも異なります。作れる食品も違うので、用途にあわせて使うといいでしょう。
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