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2021-11-09健康情報・ヘルシーライフ

桃の葉と桜の葉の効用について

桃の葉と桜の葉に効用があることをご存じでしょうか。桃の葉のエキスには様々な効用があるといわれています。また、桜の葉にも抗菌作用などの効能があるのです。詳しく解説していきます。

 

桃の葉の効能とは

 

桃の葉の効能は、消炎、保湿、抗酸化作用、新陳代謝の活性化、皮膚トラブル、美肌ケア、アンチエイジング、鎮痛、殺菌、抗がん作用、便秘、下痢の緩和、むくみの改善、皮下脂肪の分解などがあります。保湿や抗菌化作用があることから自然派の化粧品や赤ちゃんにも使えるベビーローションに利用されているのです。

 

 

桃の葉の成分や栄養素

マグネシウム・・・エネルギー代謝補助

タンニン・・・解毒効果、新陳代謝の活性化、消炎作用

オレイン酸・・・胃酸分泌効果、整腸作用、悪玉コレステロール除去作用

アミグダリン・・・殺菌作用、鎮痛作用、抗がん作用

エルムシン・・・肌の角質分解、皮膚脂肪分解作用

 

皮膚のトラブル

桃の葉のエキスにはポリフェノールが含まれています。殺菌作用、抗炎症作用があり、湿疹や肌トラブルなどに効果があります。

 

スキンケア

消炎作用、新陳代謝向上効果、保湿、抗菌化作用があるので日焼けしたあとの肌トラブルの対策にも効果があります。

 

美肌やアンチエイジング

タンニンが消炎作用、新陳代謝活性化作用から皮膚炎症の改善に役立ちます。エムルシンによる皮下脂肪や肌の角質分解作用もあるため美肌効果が期待できるのです。

 

血液の循環を整える

桃の葉にはマグネシウムが含まれています。マグネシウムは血圧を下げ、血液循環を正常に保つという役割があります。

 

むくみ防止に

カリウムとマグネシウムが含まれていて、桃の葉のお茶には利尿作用がありむくみの改善に役立つといわれています。

 

便秘防止に

桃の葉茶にはオレイン酸やマグネシウムが含まれます。また、下痢などを改善するタンニンも入っています。整腸作用になり便秘も下痢も緩和されることになります。

 

美肌効果

お茶として飲んでもローションにしても美肌効果があると考えられています。肌や毛穴を引き締める働き、抗酸化作用、老化防止にも効果が期待されています。マグネシウムが肌荒れを防止してエムルシンは皮下脂肪や角質の分解促進作用があるといわれています。

 

 

家庭で作る桃の葉のローション

材料はドライの桃の葉3g水200mlだけでできます。

 

1.鍋の中に桃の葉と水を入れて火にかけます

2.沸騰してきたら弱火にします。

3.5分から10分煮て火を止めましょう

4.葉を取り除きます

5.煮汁を冷ましてから容器に入れて冷蔵保存します

 

しっとりさせたい場合はグリセリンを入れましょう。水が100mlに対してグリセリンは5mlです。フェイスだけでなくボディにも使用できます。

 

 

桃の葉茶の急須でのいれ方

1,乾燥した桃の葉15gくらいを急須に入れて熱湯を入れます

2.そのまま3分くらいおいて濃さの加減を見て湯のみに注いで飲みます。

桃の葉にはカフェインが入っていないので夜に飲んでも大丈夫です。

 

 

桃の葉茶は市販がおすすめ

お茶は自作することはできますが、桃の種子、葉には青酸化合物のアミグダリンが含まれているので乾燥が不十分だった場合は毒性を持ってしまいます。そのため市販で処理されているもののほうが安全といえます。

 

桃湯とは

桃には葉以外にも実、種、花にそれぞれの効能、栄養があります。捨てるところがないといわれている植物なのです。肌に良いのが葉なのでお風呂に入れても効能があります。生の桃の葉を30枚から40枚くらい詰めて煮出します。汁ごとお風呂のお湯に混ぜて入ります。

葉に含まれるタンニンには消炎、解熱作用や収れん作用があります。肌の炎症なども抑える効果が期待できます。

 

夏には最適な効能が

真夏の強い紫外線や日焼け、あせも、しっしん虫さされなどにもとても効果的です。お風呂にはいることでその効果をすぐに実感することが可能です。

 

 

 

桜の葉の効能とは

桜の葉にはクマリンという成分が含まれています。この成分には芳香、抗菌作用、血圧低下作用、アツルハイマーの防止、ガンの抑制作用などの効果があります。

桜の葉の使い方は塩漬けにして桜餅にしてみたり、お菓子作りなどに使われたりしています。桜の葉のパウダーも販売されています。

 

ソメイヨシノ葉エキス(サクラ葉エキス)化粧品と

ソメイヨシノ葉のエキスでできた化粧品も販売されています。

 

特徴

ソメイヨシノの葉から抽出したエキスでサクラ葉抽出液とよばれています。エドヒガシとオオシマザクラの雑種を交雑して生育させてそれを接ぎ木で増やしたクローンです。紫外線などによる肌へのストレスをリセットさせてくれます。

 

効果

保湿、美白、抗酸化、かゆみの抑制、抗アレルギー

 

 

桃の葉と桜の葉の共通点は保湿や美白効果があることなのでどちらもおすすめになります。

 

まとめ

桃の葉、桜の葉の効用について解説いたしました。様々な効能があるのですが特に女性にはうれしい美肌効果があるので化粧品なども人気になっています。家庭でも簡単に桃の葉でローションが作れるので気になる人がぜひお試しください。

 

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